今回の取り組みは、次世代の無線通信規格「Wi-Fi 7」に対応した着脱型無線ルーターの可能性を検証するものであり、特に賃貸物件における設置・運用の柔軟性を大幅に向上させることを目指しています。
スマートホーム化が急速に進む中、賃貸物件においても高性能で柔軟な通信インフラが求められています。
しかし、現状では、通信環境の導入や更新における課題が依然として多く、特に工事を伴う設置が障壁となっています。
こうした課題を解決するため、3社連携のもと、Wi-Fi 7対応着脱型無線ルータの実証試験を開始しました。
本実証試験は、日本で初めて賃貸物件を対象としたWi-Fi 7対応着脱型無線ルーターの可能性を検証する画期的な試みです。
今回の実証試験では、以下の特長と目標を設定しています。
日本初の取り組み:Wi-Fi 7対応の着脱型無線技術を賃貸物件に適用する初の実証試験。
設置の柔軟性:工具不要で交換可能なデバイスにより、故障時や設備アップデート時も容易に交換が可能。
次世代通信性能の検証:Wi-Fi 7の超低遅延、高速通信、大容量接続の性能を実際の住環境で検証。
居住者満足度の向上:高性能通信と柔軟な運用による快適な住環境の提供を目指す。
本実証試験は、2025年1月から栃木県内の複数賃貸物件を対象に開始する予定です。
検証の結果を基に、賃貸物件向けに最適化した製品・サービスの展開を目指し、2025年春の本格導入を計画しています。
◆動作周波数帯
802.11b/g/n/ax/be: 2.4Ghz (688Mbps)
802.11a/n/ac/ax/be: 5.2GHz (2882Mbps)
◆最大アクセスレート
3.57Gbps
株式会社Ai.Connect(代表取締役:松永 侑祐)
「日本で初となるWi-Fi 7対応着脱型無線の実証試験を開始できることを光栄に思います。3社の連携により、このプロダクトの価値を確固たるものとし、これからの賃貸物件の価値向上に貢献して参る所存です。」
株式会社三和住宅(代表取締役社長:菊地 信之)
「入居者様の利便性と快適性を高める次世代通信インフラの導入を通じて、多様化する居住ニーズに対応し、より魅力的な賃貸物件の提供を目指します。」
Ruijie Networks Japan株式会社(代表取締役社長:李 天遠)
「Wi-Fi 7対応の最先端技術と、革新的な脱着可能デザインを採用したデバイスを用いた本実証試験により、新しい住環境のスタンダードを確立することを期待しております。今後も、革新的な集合住宅専用のインターネットソリューションの企画と開発に全力を注ぎ、進化を続けていきます。」
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