東京都多摩消費生活センター、大井ふ頭中央海浜公園、北海道斜里郡小清水町で無線LANの整備を実施

時間:2024-11-28

Ruijie Networks Japan株式会社(ルイジェネットワークスジャパン、本社:東京都港区 代表取締役社長:李 天遠(リ テエン))は、株式会社ライフシード社からの要請を受けて、東京都多摩消費生活センター、大井ふ頭中央海浜公園、北海道斜里郡小清水町に公衆無線LANの設置整備の実施に協力しました。

株式会社ライフシード社は東京都デジタルサービス局が導入・検証を進めているセキュアでシームレスな「OpenRoaming※1」および「eduroam※2」対応の公衆無線LANの設置整備事業を受託し、東京都多摩消費生活センターと大井ふ頭中央海浜公園に、公衆無線LANの設置整備を実施しました。また北海道斜里郡小清水町から委託を受け、小清水町全体のWi-Fiアクセスポイントの整備を実施しました。

 

東京都多摩消費生活センターの移転に伴い、公衆無線LANを整備

東京都多摩消費生活センターが、令和6年3月に立川市曙町1丁目に移転したことに伴い、消費者の利便性の向上および消費者行政を取り巻く環境の整備、機能強化の一環として公衆無線LANの整備を実施しました。今回の整備により、同センター内において、「OpenRoaming※1」と「eduroam※2」に対応した無線LANの利用が可能となりました。

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施設内の環境を考慮し広範囲をカバーできる位置にRuijie Networks 屋内型無線LANアクセスポイントRG‑AP840‑I(V2)を設置


大井ふ頭中央海浜公園で無線LAN 通信が可能に

⼤井ふ頭中央海浜公園において、光回線等を⽤いた公衆無線LANの設置整備を実施しました。今回の整備により、快適にWi-Fiを利⽤することができるようになりました。今回の整備により、「OpenRoaming※1」と「eduroam※2」 に対応した無線LAN 通信を利⽤することが可能となりました。

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大井ふ頭中央海浜公園にRuijie Networks 屋外型無線LANアクセスポイントRG‑AP680‑CD(V3)設置


Wi-Fiアクセスポイントの整備~高セキュアな「OpenRoaming※1」「eduroam※2」への接続を可能に~

北海道斜里郡小清水町において、公衆無線LANとして自治体での導入・検証が進んでいる次世代公衆無線LANローミング基盤「OpenRoaming※1」(オープンローミング、Cityroam※3により提供)と学術無線LANローミング基盤「eduroam※2」(エデュローム)に対応した公衆無線LANサービスを防災拠点型複合庁舎「ワタシノ」、道の駅はなやか小清水、ハイランド小清水キャンプ場など、6つの公共施設に導入しました。

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Ruijie Networks屋内型無線LANアクセスポイントRG‑AP840‑I(V2)と屋外型無線LANアクセスポイントRG‑AP680‑CD(V3)の両方に設置することで、繋がりやすい環境を実現


【参考】

※1 OpenRoamingとは
OpenRoamingは公衆無線LANの相互運用を実現する無線LANローミング基盤で、世界的な団体WBA(Wireless Broadband Alliance)によって開発され、普及が推進されています。これからの公衆無線LAN接続における業界標準として確立されているPasspoint (Hotspot 2.0)に従った基盤技術を使い、Google ID、Apple ID、Samsung ID、SIMカードなどのIDプロバイダと公衆無線LANの連携が可能となり、すべてのユーザーにシームレスで安全な公衆無線LANの利用を可能にします。

Passpointでは安全な無線LANをユーザー自身が注意深く選ぶ必要がありません。裏側で同じIDプロバイダと接続されていれば、SSIDが異なる場合でも、利用者が訪問先ごとにSSIDを選択することなく、端末が自動的にネットワーク接続されます。認証にはIEEE 802.1X(※3)が使われており、業界標準の高いセキュリティが提供されます。悪意ある者がなりすましアクセスポイントを設置した場合でも、利用者端末の誤接続を自動的に防ぎ、安全性を確保することができます。

※2 eduroamとは
eduroamは、大学などの高等教育機関や研究機関において、キャンパス・研究所の無線LAN環境の相互提供・利用を実現する、欧州のGÉANTで開発された学術無線LANローミング基盤です。日本国内においては国立情報学研究所が主体となり、eduroam JPの名称で運用されています。

eduroamの無線LAN環境はIEEE802.1Xに基づいて提供されています。参加機関の構成員は、自身が所属する機関のアカウントで、他の参加機関の無線LANも使用することができます。2027年5月17日現在、大学・研究機関等で国内の425機関、世界104か国(地域)以上が参加するeduroamは、キャンパス無線LANのデファクト・スタンダードとなっています。

また、キャンパス外でのeduroamサービスの提供も進められており、世界では空港や主要駅、市街地、博物館などの例があります。国内でも、複数の通信事業者によって、会議施設、カフェ、ショッピングモール、公園等で導入が開始されています。

※3 Cityroamとは
各種施設や市街地において安全で自動接続可能な公衆無線LANサービスを実現する、国内の無線LANローミング・フェデレーション(連合)です。WBA OpenRoamingの初期メンバーの一つでもあります。利用者はOpenRoamingに参加している世界中の事業者から無線接続用のプロファイルを入手でき、Cityroamの多くの基地局でも安全な自動接続で無線LANを利用できます。

 

<株式会社ライフシードについて>

株式会社ライフシードは、国立情報学研究所(NII)が提供するeduroam JP(エデュローム ジェイピー)、および、Cityroamの参加企業です。eduroam、OpenRoamingに対応したWi-FiスポットをHakuba47ウィンタースポーツパーク、ホテル国際21で開催される学会、長野中央通り、長野市、松本市の飲食店等に提供しています。県外では、北海道斜里郡小清水町、東京都の大井ふ頭中央海浜公園、多摩消費生活センターの公衆無線LANの構築を行うなど、日本全国にサービスを展開しています。

株式会社ライフシードURL:https://life-seed.co.jp/

株式会社ライフシード問い合わせ先:https://life-seed.co.jp/contact/


<Ruijie Networksについて>
Ruijie Networksは業界を誇るICTインフラおよび業界ソリューションメーカーです。ネットワーク機器の開発・設計・製造・販売を主な事業としております。2003年に設立され、それ以来、技術を応用シーンに十分に融合させることに力を注ぎ、ユーザーに寄り添った製品の企画とイノベーシを行い、各業界のユーザーのデジタルトランスフォーメーションとビジネス価値の革新の実現を支援してきました。Ruijie Networksの製品とソリューションは現在世界90以上の国と地域で業務を展開しております。2022 年 11 月 21 日、Ruijie Networks Co., Ltd. は、深圳証券取引所の創業板(ChiNext)に上場されました(証券コード: 301165)。2019年に日本法人としてRuijie Networks Japan株式会社を設立しました。ネットワーク製品を中心にビジネスをご展開しております。400GデータセンタースイッチRG-S6980-64QCがInterop Tokyo 2022「Best of Show Award」にて特別賞を受賞、Wi-Fi 7無線アクセスポイントRG-AP9860がInterop Tokyo 2023「Best of Show Award」にて特別賞を受賞されました。


【会社概要】
社名:Ruijie Networks Japan株式会社
所在地:〒105-6014 東京都港区虎ノ門 4-3-1 城山トラストタワー14 階
HP:https://www.ruijie.co.jp/

【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
お問い合わせフォーム:https://www.ruijie.co.jp/contact
Tel. 03-6665-0730 Fax. 03-6665-0731