業界をリードするネットワークインフラおよびソリューションプロバイダーであるRuijie Networks(以下、「Ruijie」)は、スペインのバルセロナで開催されたモバイル・ワールド・コングレス(MWC)2024で、技術とアプリケーションが十分に融合したクラウドデータセンターや、5G、光ネットワークなどの製品とソリューションを展示しました。Ruijieはより多くの業界や組織によるビジネスフレンドリーでスマート、シンプル、効率的、グリーンで低炭素なネットワークインフラ構築を支援。現在と将来の課題に対応し、より可能性に満ちた未来を共に切り開きます。
高性能とグリーン・低炭素を両立したデータセンター
データセンターは、さらなる高性能化とグリーン・低炭素化という2つの課題に直面しており、コスト削減・効率向上とインテリジェントなコラボレーションがジレンマになっています。Ruijieは顧客のニーズに寄り添ったイノベーションを続けており、効率的なパフォーマンスとグリーン・低炭素を両立する最適解を見つけました。
RG-N18000-XHシリーズは、Ruijieの新世代データセンターネットワーク向け400Gコアスイッチで、230.4Tbpsのスイッチング容量と768個の400Gポートをサポートするとともに、800Gラインカードへのアップグレードも可能。今後10年間のデータセンターネットワーク設置における高速相互接続、安全性と信頼性、およびグリーン・省エネのニーズを満たします。リリースした51.2TシリコンフォトニクスNPOスイッチと25.6TシリコンフォトニクスCPOスイッチ製品は、どちらも液冷コールドプレート放熱システム設計を採用。限られたスペースでの高密度熱源の放熱問題を解決しました。また、製品設計の中で、光ケーブル管理、ボード間コネクタレイアウト、放熱システム設計、スイッチングメインボード給電設計の大幅なリニューアルを行いました。Ruijieが複数のインターネット業界大手顧客と提携してイテレーションを続けている25G/100G、100G/400Gのスモールコアアーキテクチャは、低コスト、低エネルギー消費、弾力性と柔軟性を備えたネットワークアーキテクチャを強みとし、インテリジェントで俊敏かつ効率的な次世代ネットワークを構築して、事業運営を強力にサポートします。また、Ruijieは業界の主流のクラウドプラットフォームともオープンに完全連携。「超高速、超シンプル、超インテリジェント、ロスレス、低炭素、オープン」な次世代の高性能データセンターネットワークをレイアウトします。
柔軟で高性能な5G屋内カバレッジソリューション
5Gは今なお建設段階にあり、屋内5Gカバレッジの複雑なシナリオ、5G + Wi-Fiコンバージド製品の複雑なリソース割り当て、および4G/5Gの反復的な進化は、通信事業者が5Gネットワークを構築、展開する上での現実的な難題になっています。
Ruijie Networksは、BBU、pHUB、pRRUなどを含むエンドツーエンドの5Gカバレッジ全体ソリューションを提供します。このソリューションは、1つのチャネルで最大384のpRRU、内部アンテナと外部アンテナの柔軟な切り替え、1つのpRRUで6つのWi-Fi APをサポートといった強力な5G+Wi-Fiネットワーク機能を備えています。また、5G/4Gコンバージドベースバンドボードにより5G/4Gマルチモードに対応し、5Gネットワーク構築後の4G通信をサポートするなど、柔軟なリソース調整も可能。さまざまなシナリオでのカバレッジ要件を満たします。実際のニーズを踏まえた上で通信事業者向けに、より柔軟で、屋内カバレッジネットワークコストが低く、高性能で、展開が容易な5G構築ソリューションを提供し、全体的な技術の進化をサポートします。
将来の事業の進化に適応する、イーサネット全光インテリジェントキャンパスネットワークソリューション
企業や組織のキャンパスネットワーク構築において、Wi-Fi7、5G、VR、IoTなどの新たなアプリケーションによって一層高度な帯域幅要件が求められるという新たな課題が生まれています。既存のネットワークに性能や帯域幅の制約があるだけでなく、新たなネットワーク要件を満たすには再配線も必要なため、非常に多くの時間と人的コストがかかってしまいます。
Ruijieは次世代のイーサネット全光ネットワークの進化に適応する、光電融合の非常にシンプルなイーサネット全光ソリューションをリリース。このソリューションは、FTTRの展開方式を採用し、レイヤー2のシンプルなパッシブネットワーキングアーキテクチャとSDNテクノロジを通じて、IoE時代のキャンパスサービスに高帯域幅、低遅延、高柔軟性、シンプルな運営保守を特徴とする専用ギガビット/10ギガビットネットワークキャパシティを提供して、今後10年間のサービスの進化をサポートし、アプリケーション・エクスペリエンスと投資価値を保障します。
距離と電源の制約を打ち破る全光ワイヤレスソリューション
同じ組織の中でも、無線ネットワーク構築において異なるニーズや異なる環境が生じます。例えば、学校のキャンパスでは寮、事務室、屋外、公共施設などで複雑なシナリオニーズが異なる一方で、限りあるケーブルのPoE距離によってデバイスのポイントや電源が制約されてしまいます。無線を構築する上で、この難題を解決する必要があります。
Ruijieはシナリオベースの全光ワイヤレスソリューションをリリース。新型の光電ハイブリッドケーブルがワイヤレスネットワークのアップグレードを行う上でのコストと展開の難度を低減し、電源とケーブルによって引き起こされるポイント制約を打破して、500〜1500メートル以内の長距離データ伝送を保証します。同時に、データの伝送とパワーを保証し、ワイヤレス技術がアップグレードされた場合でも拡張ニーズを満たすことができます。
中規模および大規模ユーザ向けWi-Fiカバレッジを解決する、メッシュWi-Fiソリューション
大規模、中規模な屋内では、ホームユーザがWi-Fiを使用する際、部屋でWi-Fiローミングが中断する、Wi-Fi信号の透過力が弱いといった理由でネットワークエクスペリエンスが低下するケースがよく起こります。Ruijieは、大規模、中規模世帯のワイヤレスカバレッジ向けのメッシュWi-Fiソリューションをリリース。ホームネットワーク統合管理プラットフォームのAIを通じてネットワークを分析、最適化し、リモートでのトラブルシューティングを実現して、ホームユーザが良好な屋内Wi-Fiエクスペリエンスを得られるよう支援します。
インテリジェントテクノロジの急速な進歩とアプリケーションシナリオの爆発的な増加に伴い、クラウドや5G/6G、AIなどのテクノロジによる新しい可能性の開拓が加速しています。Ruijieは今後も顧客の問題を創造的に解決するためのイノベーションを続け、さまざまな業界の組織とともにより良いデジタル化の未来にアクセスします。
Ruijie Networksについて
Ruijie Networksは2003年に設立。業界をリードするネットワークインフラ・ソリューションプロバイダーです。私たちは常に、テクノロジとアプリケーションを十分に融合し、お客様が抱える問題の創造的な解決に取り組んでいます。世界に8つの研究開発センターを持ち、8000人以上の従業員を抱えています。事業は80以上の国と地域をカバーし、さまざまな業界の顧客のデジタルトランスフォーメーションに貢献しています。