L3スイッチのメリットとは何か、詳しく紹介します

時間:2023-04-04

L3スイッチのメリットとは何か、知っている人は少ないでしょう。L3スイッチはIPアドレスなどのネットワーク層の制御情報を解析してデータを転送することである。本稿では、L3スイッチそしてL3スイッチのメリットについて詳しく解説しますので、L3スイッチのメリットに対する理解を深めたい人は、ぜひ目を通してみてください。

 

1.L3スイッチとは

 

L3スイッチとは、プロトコル階層のネットワーク層(レイヤ3)とリンク層(レイヤ2)の制御情報に基づいて、データの転送先を決定するネットワーク中継装置です。通常のネットワークスイッチは、送信元や送信先のMACアドレスなどのリンク層の制御情報をもとにデータを転送するL2スイッチ(レイヤー2スイッチ)ですが、L3スイッチはその上にあるIPアドレスなどのネットワーク層の制御情報を解析してデータを転送します。

 

2.L3スイッチとルーターとの違い


ルーティングプロトコルによる経路情報の交換や、複数のIPネットワーク間の中継・転送など、ネットワーク層の転送機能の多くはルータと重なるが、ルーティング制御はL2スイッチとルータの双方で異なっている。 多くの製品では、IP層からのルーティング情報とARPテーブルを統合したFDB(Forwarding Database)を使って制御している。

 

ルーターの多くはWAN(Wide Area Network)インタフェースを持ち、WAN回線とLANの接続やWAN回線同士の接続を主に担当するのに対し、一般的なL3スイッチは多くのイーサネットポートなどLAN側のインタフェースしか持たず、L2スイッチと同様にLAN内の通信制御に特化しているものが多い。

 

また、ルーターの機能の多くはソフトウェアで実装されており、変更や追加が容易であるのに対し、L3スイッチの多くは専用の半導体チップ(ASICやFPGAなど)を用いてすべての機能をハードウェアで実装しており、ルーターよりもはるかに高速な通信処理が可能である。

 

3.L3スイッチのメリット

 

スイッチのメリットは、ポート数(接続可能な端末数)が多く、処理速度が速いことです。各端末をルーターに直接接続するのではなく、その間にl3スイッチを挟むことで、データのやり取りを効率化することができるため、端末の数が多い企業では重宝される。

 

また、L3スイッチの中には、QoSと呼ばれる技術や拡張フィルタリング機能を搭載し、特定の機器やネットワーク単位でもアクセスを許可したり拒否したりすることができるものがあります。これらの技術や機能をL3スイッチに搭載することで、送信するデータの順番や量を調整し、ネットワーク上のサービスを安定して利用できるようにします。ただし、L3スイッチには、LANポートしかない、無線LANに接続できないなどのデメリットもあるので、状況に応じて使い分けを検討しましょう。

 

4.すすめ

 

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