アクセスポイントについてのご紹介

時間:2024-02-27

近年、無線LANを利用し、タブレットの導入や社内のフリーアドレス化を進める動きが企業で活発になっています。場所に縛られることなく、ネットワークを利用できることが無線LANの利点です。無線LANを利用するには、アクセスポイントが必要です。今回は、アクセスポイントの比較と種類と利用方法を紹介します。


1 アクセスポイントとは

アクセスポイントとは、ネットワークへの通信を仲介する機器のことです。Access Pointを略して、APと呼ばれることもあります。アクセスポイントというと、一般的には無線アクセスポイントを指します。無線LANと有線LANを相互変換する装置が、アクセスポイントです。


2 法人向けアクセスポイントの特徴

一般家庭で使われる無線APと異なり、企業や組織で使われる無線APは、電波の届く範囲や接続する端末数が大規模になるため、それ相応のスペックが必要です。ここからは、法人向けに利用される無線APの特徴を解説します。


2.1 電波の接続範囲が調整可能

法人向けの無線APは、電波の接続範囲などを調節できる機能があります。たとえば、ロードバランス機能は、各アクセスポイントに接続する端末数が調節できるため1ヵ所に集中した通信の負荷を分散し、インターネットの遅延や停止を防ぐものです。また、スマートフォンやタブレットなどの端末を移動させながら通信する際、自動的にアクセスポイントが切り替わるローミング機能、アクセスポイント間を無線接続し、電波の届く範囲を広域でカバーするリピータ機能もあります。


2.2 数十台の端末を同時接続できる

同時に数十台の端末を接続できるところも、法人向け無線APの特徴です。家庭向け無線APは、多くの端末が同時接続することを想定していないため、機器のスペック的に20台未満が許容数とされています。しかし、高性能なCPUが搭載された法人向け無線APの場合、製品によっては50台にのぼる端末の同時接続も可能です。たとえ、許容数を超えた端末がつながれた場合も、通信を途切らせずに維持する機能や端末の接続調整をおこなう機能が装備されています。


3 アクセスポイントの選び方

無線ネットワークのカバレッジプロジェクトでは、無線APの合理的な選択と配置は非常に重要です。 設計と建設では、無線APのアプリケーション環境の特性に応じて、展開方法を選択する。


3.1 APの帯域幅

APの帯域幅はまた、実際のプロジェクトでは、要素の検討に焦点を当てる必要があり、異なるシナリオは、異なる帯域幅の要件を持っています。 たとえば、バー、教室、会議室、宴会場などの人員密度の高い環境では、高密度のAPを選択する必要があります。ホテルの部屋、企業のオフィス、KTVの部屋やその他の環境では、通常のデュアル周波数のAPを選択することができます。


3.2 APの無線仕様

無線端末のインターネット体験とAPの無線仕様(レート、周波数帯域)は関連している。 ワイヤレスレートが高いほど、ワイヤレスインターネットレートは理論的に向上し、さらに5Gバンドのワイヤレスネットワークエクスペリエンスは2.4Gワイヤレスよりもはるかに優れています。 例えば、企業、別荘、その他の環境など、無線体験の要件が高いシーンの一部では、多くの場合、無線端末の構成で、これらの環境はまた、よりハイエンドですので、この環境では、デュアルバンドAPを選択する必要があります。


5Gワイヤレスネットワークの第1の利点は、2.4Gに比べて高いスペクトルリソースを持っていることであり、チャネル計画が容易である。5Gワイヤレスネットワークの第2の利点は、5Gは、より高いレートで使用することができ、より良いワイヤレスインターネット体験、IEEE802.11acプロトコルをサポートしていることです!


3.3 APインターフェース仕様

TP-LINKのAPはさまざまなアプリケーションシナリオに対応するため、幅広いインターフェースを提供しており、製品を選択する際に実際のニーズに応じて選択することができる。 例えば、ホテルによっては宿泊客にUSB充電を提供する必要があるため、USB充電ポートを備えたパネルAPを選択することができる。また、IPTVアプリケーションを展開する必要があるホテルもあるため、デュアルネットワークポートを備えたパネルAPを選択することができる。


4 アクセスポイントを安全に利用する方法

無線APを利用する場合、適切なセキュリティ対策を講じる必要があります。無防備の状態で無線APを使えば、送受信した情報の盗み見、第三者による無断アクセス、アクセスポイントの犯罪利用などのリスクが伴うからです。無線APの安全性を高めるためには、送受信する大切な情報を「SSL/TLS」で暗号化しましょう。


また、外出時は、端末のファイル共有機能を解除しておくことで、第三者による無断アクセスを防ぐことが可能です。さらに、アクセスポイントの設置時には「WPA」や「WPA2」などの暗号化方式を設定し、パスフレーズを複雑化させることで、アクセスポイントの犯罪利用を回避することができます。


5 アクセスポイントへの接続方法

ここでは、スマートフォンを例にとり、アクセスポイントへの具体的な接続方法をご紹介します。あくまでも、無線インターネット環境を整えた状態が前提です。また、端末の種類やメーカによっては、手順・表示画面などが若干異なります。以下が接続方法の流れです。先ずはスマートフォンの設定画面を開き、その中の最上部に表示された「Wi-Fi」をタップし、接続表示を「オン」にする。そして、指示に従い、パスワードを入力します、最後に最下部の「接続」をタップします。「接続済み」と表示されたら、アクセスポイントへの接続完了です。


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