ネットワークの構築で重要なイーサネットスイッチとは

時間:2023-05-19

イーサネットスイッチとは、最も一般的なネットワークデバイスの一つであり、ネットワークの構築で重要な役割を果たします。イーサネットスイッチは、多くの有線デバイスを接続して効率的にデータの送受信ができるデバイスです。この記事では、ネットワークの構築で不可欠と言っても良いイーサネットスイッチを、概要、種類、および選び方から紹介します。

 

1 イーサネットスイッチとは

 

スイッチは、宛先のPCや機器に割り当てられた「MACアドレス」を識別し、必要なポートのみに通信データが出力され、 デバイス間の通信を効率的にさせるデバイスです。イーサネットスイッチとは、複数のコンピュータや機器間でイーサネットによるネットワークを構築する際に、効率的な中継機能を発揮するスイッチンのことです。

 

イーサネットスイッチを導入すると様々なメリットもあります。たとえば、イーサネットスイッチをインストール後、オフィス内のコンピュータ、プリンタ、サーバーなどのデバイスを接続して共有リソースにアクセスできるようになります。また、イーサネットスイッチを使用することで、低コストで高い信頼性を確保できます。

 

2 イーサネットスイッチの種類

 

イーサネットスイッチには、アンマネージドスイッチとマネージドスイッチの2種類に分かれることができます。イーサネットスイッチに種類によっては、機能も大きく違ってくることもありますので、それぞれを見てみましょう。

 

2.1  アンマネージドスイッチ

 

アンマネージドスイッチは、従来のスイッチングハブと同じ機能を備え、より安価であることで多く利用されています。接続ケーブルで接続されたデバイスのMACアドレスを自動的に管理し、ターゲットデバイスにパケットを伝送する仕組みです。アンマネージドスイッチは名前通り、複雑な管理の手間を必要とせず、デバイスを接続するだけで済むイーサネットスイッチです。

 

2.2 マネージドスイッチ

 

一方でマネージドスイッチは、アンマネージドスイッチより高価ですが、リモートでネットワーク管理やトラブルシューティングができますので、導入するとより高い安全性を獲得できます。マネージドスイッチの包括的な機能により、一般的に大型なデータセンターなど複雑なネットワークを構築する際に利用されます。

 

3 イーサネットスイッチの選び方

 

イーサネットスイッチの導入を検討する際に、いくつかの注意点がありますので、ここでそれぞれを紹介していきます。

 

3.1  ポート数

 

まず、スイッチのポート数を確認する必要があります。接続する予定のデバイスの数に基づいて、ポートに余裕があることを確認することが重要です。ポート数が足りない場合、無計画な拡張はトラブルの原因となることもあります。参考としては、1台のスイッチで2 ~ 64ポートが付属されている製品が一般的です。

 

3.2  通信速度

 

イーサネットスイッチを選択する際に、より快適なネットワーク環境を構築するために、通信速度の確認も大事です。メーカーによって違いますが、通常以下のように通信速度が表記されます。

 

10Mbps→ 「10Mbps」、「10Base-T」、「IEEE802.3i」、「IEEE802.3」

100Mbps→「100Mbps」、「100Base-T」、「IEEE802.3u」

1000Mbps→「1000Mbps」、「1Gbps」、「1000Base-T」、「IEEE802.3ab」

10Gbps→「10Gbps」、「10GBase-T」、「IEEE802.3an」

 

この中で、10Gbpsという高速通信が実現できるスイッチ製品も存在しますが、多くの通信機器が1000Mbpsまで対応しているのが現状なため、コストを抑えたい場合には1000Mbps対応のスイッチ製品がおすすめです。

 

3.3 管理機能

 

最後に、対象のイーサネットスイッチの管理機能を確認する必要があります。管理者がセキュリティオプションやその他の設定を選択したり、スイッチの動作状況を確認したりできるスイッチを選択すると、ネットワークの安全性を保つことができます。

 

4 Ruijieイーサネットスイッチのおすすめ

 

以上は、イーサネットスイッチの種類や、選ぶ際に注意すべきポイントをいくつか紹介しました。ここでは、Ruijieによって開発された RG-S6120シリーズおよびRG-S6500シリーズのイーサネットスイッチをご紹介します。モデルによっては最大64個のポートに対応しているので、お客様の多様なニーズに合わせることができます。RG-S6120シリーズはパケット転送速度が570Mpps/1260Mppsに、RG-S6500シリーズは4482 Mppsに達することができるので、高速通信を実現できます。また、どちらのシリーズでも高度な管理特性を保有し、高セキュリティでスマートな管理が必要とするエンタプライズネットワークに最適です。

 

今回の記事で紹介された製品の詳細は、以下のリンクでご覧になれます。

https://www.ruijie.co.jp/products/switches

 

また、何かご不明な点がございましたら、お気軽にRuijieまでお問い合わせください。

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