データセンタースイッチを比較する際に大事なポイントとは?

時間:2023-08-23

データセンター内で使用されるデータセンタースイッチを導入したいですが、データセンタースイッチを比較する際に何に注意しなければなりませんか?現在、さまざまなデータセンタースイッチやベンダーが市場に出回っているため、適切なものを選択するのは難しい場合があります。この記事では、データセンタースイッチとは何か、およびその役割と特徴、比較に役立ついくつかのポイントをご紹介します。

 

1 データセンタースイッチとは

 

データセンタースイッチは、データセンター内の使用に設計されるマルチポートネットワーク機器です。データセンタースイッチは、複数の宛先間のデータの受信、処理、ルーティングを可能にする役割を果たします。

 

2 データセンタースイッチの役割

 

データセンターではより高い密度と帯域幅が必要であり、仮想化、FCOE、TRILなど技術が採用されています。データセンターの高密度と帯域幅の特性から、データ損失無しの強力なデータ伝送能力やビジネスの継続性、システムの信頼性が保証されます。同時に、データセンターは従来の3層ネットワークアーキテクチャをスパインリーフネットワークアーキテクチャに変換し、将来の帯域幅の増加に対応できるようになります。

 

3 データセンタースイッチの特徴

 

データセンタースイッチは、主に仮想化に大きく依存する大型企業やクラウド プロバイダー向けの高性能スイッチです。データセンタースイッチには、次のようないくつかの共通する特徴があります。

 

・データセンターネットワークのような大規模なサービスの場合でもパケットロスゼロを確保するため、40G/100Gの大容量転送の特性を備えています。

・主にサーバーおよびIPストレージの接続に使用されます。

・南北と東西の両方のトラフィックフローを処理できます。

・標準のLANイーサネット プロトコルとSANプロトコルの両方を使用した高帯域幅の相互接続に対応します。

・分散するデータセンタースイッチを一つの管理インターフェイスから管理できるため、管理コストを軽減できます。

 

4 データセンタースイッチの比較ポイント

 

以上は、データセンタースイッチの基本的な紹介、役割および特徴についての説明でした。実際に市場にあるデータセンタースイッチを比較する際に、いくつかの重要な注意点もありますので、それぞれを説明しましょう。

 

4.1 製品の大きさ

データセンタースイッチの物理サイズは重要ではないように見えますが、設置と管理の容易さや電源供給などを影響します。製品が大きくなるほど、必要なラックやハードウェアの個数が多くなり、温度異常障害が発生しやすくなります。そのため、大型のデータセンタースイッチを導入する前に、製品の冷却方式を確認必要があります。

 

4.2 スイッチング容量

スイッチのスイッチング容量は、1秒で送信できるデータの最大量で、スイッチの総データ交換能力を示します。スイッチング容量の単位は「bps(bit per second)」で、この数値が大きいほど、データ処理能力は強化され伝送速度が速くなりますが、導入コストも高くなります。

 

4.3 ポート数

データセンタースイッチには、ケーブルとトランシーバーの種類に基づいて、さまざまなポートタイプとポート数があります。そのため、データセンタースイッチを比較する際に、将来的に利用する機器の増加に備えて、十分なポート数を確保する必要があります。

 

5 まとめ

 

ここまでは、データセンタースイッチの概要、役割、特徴、および比較する際に大事なポイントを紹介しました。ネットワーク需要が高速に増加する中で、大型データセンターおよびデータセンタースイッチの応用も拡大する見込みです。ここでは、多様な需要に合わせたRuijieのデータセンタースイッチを2モデルおすすめします。

 

RG-S6980-64QCというモデルのデータセンタースイッチは、高密度の400GEZR/ZR+光モジュールを搭載し、最大120kmの長距離相互接続に対応します。モデルには64個の400GQSFP-DDポートが搭載されています。





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