有線LANを無線化するのは可能です。その方法はそれほど難しくなくて、無線LANルーターを使えばオーケーです。本文はその具体的な方法を紹介したうえで、無線LANルーターの選び方も教えます。
1有線LANを無線化できるか
有線LANを無線化することは可能です。有線LANは安定した通信速度が大きなメリットですが、端末とモデムの距離が遠いと、線が足りなかったり断線してしまったりする可能性もあります。そんな時には、無線LANでのインターネット接続が必要でしょう。
2有線LANを無線化する方法
有線LANを無線化するには、実は特別な工事が必要なくて、それほど難しくありません。これから有線LANを無線化する方法を具体的に紹介します。
２．１無線ルーターを有線LANと繋ぐ
パソコンとルーターを繋ぐように、無線ルーターと有線ルーターを繋ぎます。LANケーブルの種類によっては、ネットに繋がる速度が遅くなったり早くなったりするので、速さを求める企業は利用状況に適したLANケーブルを選んでください。
２．２無線ルーターのスイッチを入れる
初めてスイッチを入れる場合は、ネットに接続するまで5分以上かかる可能性があります。その間に何度かランプが点滅する場合がありますが、故障ではないので心配ありません。
２．３通信設備にパスワードを入力する
無線LANの電波は暗号化されているので、接続するためには無線LANを使用する通信設備にパスワードを入力しなければいけません。パスワードをオフにしたままにすると、他人に電波を使われてしまう危険があるので、接続作業が完了したら速やかにパスワードを設定しましょう。
３無線LANルーターとその選び方
３．１無線LANルーターとは
有線LANを無線化するためには、無線ルーターが基本的には必要です。無線LANとは有線LANのルーターと接続してWi-Fiを飛ばし、無線LAN対応機器をネットに接続させる機器の総称です。無線ルーターの利用によって、Wi-Fiを飛ばせるようになり、今までどおりにインターネット接続ができます。
３．２無線LANルーターの選び方
無線LANルーターを購入する際には、企業として注意しなければならないポイントがあります。
①無線ルーターは、利用できる範囲が定められています。範囲外になるとインターネット接続ができなくなるため、設置エリアに対応しているかを確認すべきです。
②次に、同時接続可能な台数を確認します。接続する機器が増える予定がある場合は、接続台数の接続に対応しているものを選ぶと安心です。
③無線ルーターには通信規格があります。利用する端末の通信規格に対応しているかも大切な確認ポイントです。
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