無線ネットワークの導入を検討する際に、「無線ルーター」と「ワイファイ」がよく見られますが、両者の違いは一体何ですか?この記事では、実はよく混同される無線ルーターとワイファイの基礎知識と違いを解説します。どちらも無線ネットワーク導入に当たってとても大事なコンセプトなので、ぜひ参考にしてください。
1 無線ルーターとワイファイはそれぞれ何ですか?
無線ルーターとワイファイの違いの紹介に入る前に、まずそれぞれの定義と簡単な概要を見てみましょう。
1.1 無線ルーターとは
ルーターは、パソコンやスマートフォンなど複数のデバイスをインターネット接続するための機器です。LANケーブルで接続する有線ルーターもありますが、ケーブル端子を持たない機器との接続には無線ルーターもあります。また、「Wi-Fiルーター」と記載されている製品は、無線ルーターと同じものを指します。
無線ルーターは、主に2つの機能を提供します。前述した複数のデバイスを同じインターネットに接続する機能の他に、データパケットを目的の IP アドレスに転送してネットワーク間のトラフィックを管理する役割も果たします。
1.2 ワイファイとは
「ワイファイ」は英語表記で「Wi-Fi」となり、無線通信端末の接続方法、または規格の名称です。正式表記は「Wi-Fi」ですが、wifi、wi-fi、wi-fiと表記されることもあります。
現在最も広く使われているネットワークの一つとして、Wi-Fiは技術の発展とと共に、これまで様々な規格がリリースされてきました。ちなみに、最新のWi-Fi規格は「11ax」(正式名称はIEEE802.11ax)で、周波数6GHz/5GHz/2.4GHzに対応した「Wi-Fi 6E」と周波数5GHzに対応した「Wi-Fi 6」があります。
2 無線ルーターとワイファイの主な違い
無線ルーターはワイファイと混同されがちですが、実は全く別物です。簡単に違いを言うとルーターは「デバイス名」、Wi-Fiは「規格名」です。
ルーターは、前述のように、2台以上のデバイスを同じインターネットに接続するデバイスで、LANケーブルが必要な有線ルーターと、LANケーブルが不要な無線ルーターがあります。一方でWi-Fiは無線通信規格の一種で、利用するにはWi-Fiルーター、つまり無線ルーターが必要です。
3 Ruijie無線アクセスポイントのおすすめ
無線ルーターとワイファイは全く違う物ですが、ワイファイを利用して無線でデバイスをインターネットに接続するには、無線ルーターが使用される場合があります。無線ネットワーク環境を構築できる効率的なデバイスとして、無線アクセスポイントも挙げられます。ここでは、集合住宅やホテルなど中小型ネットワークの構築に適用する据え置き型アクセスポイントをおすすめします。
Ruijieによって開発されたRG-MA2810というモデルの本製品は、最新のWi-Fi6技術と最新のセキュリティプロトコルWPA3規格対応で、高速で安全なネットワークの提供を保証します。また、メッシュネットワーク対応で、部屋の隅々までネットワークが届くことを実現できます。さらに、本製品の置き方は卓上縦置きまたは壁掛けを選択できますので、部屋の美観を最大限に維持できます。クラウドシステムにより遠隔で管理することもできますので、管理者様の手間を一定程度軽減できます。
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