ISDN回線とはIntegrated Services Digital Networkの略で、デジタル信号を通信に利用するデジタル回線のことを指しています。ISDN は、電話サービスや電話以外のサービスなど、さまざまなサービスをサポートできます。では、ISDN回線について、説明していきたいです。
1 「ISDN」回線とは?
ISDN回線とはIntegrated Services Digital Networkの略で、デジタル信号を通信に利用するデジタル回線のことを指しています。ISDN は、電話サービスや電話以外のサービスなど、さまざまなサービスをサポートできます。
1988年、NTTによりISDNはサービスを提供し始め、2001年には加入者数1030万件に達し、ピークとなりました。その後、光回線を利用したひかり電話が主流となると、ISDN加入者数は年々減少していきました。
2 2024年にISDN回線はサービス終了
NTT 東西は、加入電話とNSネット(NTTが提供するISDNサービスの総称)を IPネットワークに移行すると発表しました。
移行の理由は、加入電話および INSネットワークの需要の減少と、2025年頃の公衆交換電話網 (PSTN) 内の機器維持の限界です。これまで、固定電話の通話はPSTN経由で行われていましたが、移行後はIPネットワーク経由での通話になります。
NTT東西が2017年10月17日に発表したスケジュールによると、切り替えは2024年1月に開始され、2025年1月に完了する予定です。
ISDNサービスの一部としてのINSネットデジタル通信モデルは、IPネットワークへの移行に伴い、2024年1月に終了します。「INSネットワークデジタル通信モード」は、データ通信専用の通信モードです。センターと端末間の通信は、主にパソコンや専用端末で行います。
3 ISDN回線サービス終了に向けて、今やるべきこととは
新EDIシステムへの切り替え時には、データ通信にEDIを利用している取引先と、切り替えのタイミングや通信方法などについて交渉し、業務に影響が出ないように切り替え作業やテストを行う必要があります。
Ruijie Networks Japan株式会社は三つの解決案を提供しました。ご参考ください。https://www.ruijie.co.jp/news/catv_434734966079225856.html
2024年1月に終了するINSネットワークのデジタル通信モデルは、さまざまな業界で使用されています。まだ間に合うと思われがちですが、実際の試験や転職、試験などを考えると、まだまだ余裕を持ってスタートする必要があります。御社やお取引先様のご利用状況を再確認し、連携しながら対応していきましょう。