SSIDとは「Service Set Identifier」の略で、ルーターが送信するワイヤレス信号の名前です。Wi-Fiを設定際には欠かせないものです。本文はSSIDの定義や設定方法、安全性についてわかりやすく解説していきたいです。
1 「SSID」とは?
平たく言えば,SSIDとは無線ローカルエリアネットワークの名前です。大文字と小文字を区別するテキスト文字列です。通常、SSIDは最大32文字までの一連の英数字で識別されます。
1.1 SSIDは全ての親機に設定されている
SSIDは異なるネットワークを区別することができます。スマホやパソコンなどの端末がWi-Fiに接続したい際、周りには接続できるWi-Fi親機(アクセスポイント)が複数あった場合、どれを繋げればいいか、端末には分からなくなります。そこで、親機や「設定情報シート」に記載されている「SSID」を確認することで、どの親機に接続すればいいかが一目瞭然です。
1.2 SSIDは他人に見られる可能性
SSIDは他の人に見られることができます。アクセスできる範囲にあるSSIDは一列となり、他の人のスマホやパソコンなどの端末に表示されます。利用する時、SSIDを知った上で、パスワードが必要です。パスワードが他人知られる場合、無断接続になり、ネットワーク内の情報が奪われるリスクもあるので、パスワードうぃ複雑にしてください。
2 ルーター「SSID」の設置
● ネットワークケーブルをワイヤレスルーターのWANポートに接続し、ケーブルの一方の端をワイヤレスルーターの任意のLANインターフェイスに挿入し、もう一方の端をコンピューターのメッシュホールに挿入し、コンピューターをネットワークに正しく接続したままにします。ワイヤレスで通常のインターネットアクセスを確保します。
● Webブラウザーを開き、ワイヤレス ルーターの背面にあるワイヤレスルーターのIPアドレスを入力します。ポップアップするページで、管理者パスワードを変更し、[OK] をクリックして設定ページに入ります。 (パスワードを忘れた場合は、ワイヤレス ルーターのリセットボタンを5秒以上押して、工場出荷時の状態を管理者に戻します)。
● 入った後、ワイヤレス設定で基本設定を選択します。ここで、現在のネットワークのSSID番号を確認できます。
● 変更する新しい名前をSSIDボックスに入力し、保存します。
3 SSIDの安全性対策
SSIDは他人に見られることが可能なので、Wi-Fiを設定際に、簡単な安全対策をしておきましょう。
3.1 SSIDやパスワードの変更
初期設定されたSSIDやパスワードを変更しましょう。スマホなどのメーカー名や機種名をそのまま使うことが多いと思います。しかし、この場合、似たようなSSIDが複数になるかもしれないので、認識に難しいです。周りのアクセスポイントから探し出しやすいように、自分の独特な名前をつけましょう。ここで、注意すべきなのは、個人情報を推測されないように、性別や年齢など入れないほうがいいです。
3.2 SSIDのステルス
「ステルス」機能を使えば、SSIDが他人から隠すことができます。この場合、Android端末のSSIDはネットワーク一覧に表示されなくなります。ただし、iPhoneやWindows10では「その他」や「非公開のネットワーク」として表示されます。そのため、この方法は簡単な安全対策としては有効ですが、完全にSSIDが守れたわけではないです。
3.3「ANY接続拒否」を設定
「ANY接続拒否」とは勝手にアクセスしようとする端末を拒む機能です。この機能を設定したら、アクセスできなくなるため、何も設定しないよりも安全性が高くなります。無線ルーターの設定画面で、ANY接続拒否の項目がある場合は利用できます。
以上は SSIDについての紹介です。ネットワークSSIDはワイヤレスネットワークの名前です。ワイヤレス ネットワーク内のワイヤレスネットワークカードとワイヤレスアクセスポイントを検出して、無線LAN 内のデバイスが相互に通信できるようにします。