1 ルーターモードとは
ルーターモードとは、ルーター機能を使用する際のモードです。ルーターとは、1台しか接続できないインターネット回線を複数台接続できるように分配する装置です。Wi-Fiルーターにルーター機能がない、またはオフになっている場合は、Wi-Fiルーターのルーターモードをオンにすることで、ルーター機能が使えるようになります。
ただし、要注意なのは光回線終端装置(ONU)がルータ機能を持っている場合、光回線終端装置(ONU)とルータモードがオンのルータが二重ルータになってしまいます。二重ルーターの状態を続くとネットワーク回線に負担をかけ、速度が不安定で接続できなくなります。
2 ブリッジモードとは
ブリッジモードはアクセスポイントモード(APモード)とも呼ばれます。ルーターをスイッチングハブ(無線LANルーターの場合は無線LANアクセスポイント)として使用するモードです。ルーターモードと違い、ブリッジモードはONUからのインターネット回線を複数のデバイスに分散することなく、ただ通過させるだけです。なので、Wi-Fiルーターにルーター機能がある、またはオンになっている場合は、ルーターモードをオフにしたほうがいいです。
3 ブリッジモードとルーターモードの主な違い
ルーターモードとは、Wi-Fiルーターの「ルーター機能がオンの状態」を指します。一方で、ブリッジモードとは、Wi-Fiルーターの「ルーター機能がオフの状態」を指します。ブリッジモードとルーターモードの違いを簡単にまとめると、ルーター機能がオンかオフかです。
また、ルーターモードは複数の端末のインターネット接続を可能にする機能で、ブリッジモードは無線機能を使って Wi-Fi機器との接続を可能にす機能です。
4 おわりに
以上は、ブリッジモードとルーターモードの主な相違点です。実際にルーターを使用する際に、お使いになっているデバイスの特徴を確認した上で、ぴったりのモードを選びましょう。