企業や賃貸マンションのネットワーク環境を改善するには、Wi-Fiアクセスポイントを増設することで実現できます。しかし、現在の状況で増設する必要があるかどうか、または増設することで何が変わるのかをまだ詳しく知らない方も多いと思います。それでは、Wi-Fiアクセスポイントの増設が必要な場合、メリットおよび注意事項を紹介します。
1 どんな場合にWi-Fiアクセスポイントの増設が必要とされる？
近年、オフィスや店舗、賃貸物件、ホテルなどで、Wi-Fiアクセスポイントといった無線LANを利用する機器が増えています。無線LANを利用する際、ある場所の電波が比較的に弱い、またはよく電波が途切れるなどの悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。実は、より多くの機器を同時に接続したい場合は、Wi-Fiアクセスポイントを増設することで、電波の送信範囲を広げてネットワークの状況を改善できます。また、複数の営業所を持つ企業では、これら複数の拠点をネットワーク経由で接続する各事業所にIPsec対応のVPNを設置し、必要に応じて複数のアクセスポイントを設置することもあります。
2 Wi-Fiアクセスポイントを増設するメリット
Wi-Fiアクセスポイントを増設することで、いくつかのメリットがあり、それぞれを見てみましょう。まず、限定されたエリアで、複数のアクセスポイントを設置すると、電波の届く範囲を広げることができます。そして、同時に接続できる機器の数量も増やすことができるので、Wi-Fi利用者が多い場合でも容易に対応できます。複数のアクセスポイントを設置することで、1台のアクセスポイントの負荷を軽減し、データ処理を楽にすることができます。そのため、たくさんのデバイスが同時に接続する場合でも、インターネット回線の速度を落とさずに、通信容量を向上させることができます。
3 Wi-Fiアクセスポイントを増設する時の注意事項
Wi-Fiアクセスポイントを増設する前に、設置場所を見直しましょう。アクセスポイントを通じて無線LANを構築する際に、空間のいろいろな要素によって、無線LANの電波が届きにくい場所があります。例えば、無線LANの電波はコンクリートや金属などの障害物が苦手なため、鉄筋コンクリートの壁などに当たると電波が弱くなることがあります。また、建物の構造や高低差などにより、電波が思い通りに届かない場合があります。なので、Wi-Fiアクセスポイントを増設する前に、電波の届きやすい場所を考察してみましょう。
また、新しく設置するアクセスポイントを選ぶ際に、同時に接続しても回線速度（品質）を維持できることを示す「最大同時接続数」が多い製品を選ぶことも重要です。同時接続数は製品の紹介で表記されるので、想定する同時接続デバイス数が多い場合は数字が大きい方の製品を選びましょう。
4 Ruijieアクセスポイントのおすすめ
以上は、Wi-Fiアクセスポイントの増設について紹介しました。電波の送信範囲を広げたい、または回線速度を落とさずに最大接続可能端末数を増やしたい場合は、Wi-Fiアクセスポイントの増設を検討しましょう。より快適な無線LAN環境を築くよう、新しくWi-Fiアクセスポイントを導入する前に以上で紹介した注意事項も確認しましょう。
Ruijie Networks には、利用者のさまざまなニーズに対応するために、アクセスポイント製品ラインナップでは、多数のオプションを用意しています。より広範囲で電波を届けたい場合は、メッシュネットワーク対応の製品をぜひチェックしてみてください。また、通信速度やセキュリティなどの向上が必要な場合は、Wi-Fi規格やセキュリティプロトコルを確認しながら製品を検討してください。アクセスポイントの種類や選び方に迷っている方は、以下の文章を参考にして頂ければ幸いです。
何かご不明な点がありましたら、いつでもお気軽にRuijieまでお問い合わせください。
