ルーターとは何か、詳しく解説します

時間:2022-12-14
Wi-Fiは子供でも知ってると思いますが、Wi-Fiルーターのルーターとは何かが知られていない人が多くいると思います。ルーターというのは「異なるネットワークを相互に接続するネットワーク機器」のことです。今回は、自宅でのインターネット利用に欠かせない接続機器「ルーター」について、その基礎知識と選び方についてご紹介します。

 

ルーターとは

ルーターとは、パソコンなどの複数のデジタル機器を1本の回線でインターネットに接続するために必要な接続機器のことです。2台以上の機器をインターネットに接続する場合、ルーターが必要です。

 

一方、モデムからハブに直接2台以上の機器を接続した場合、同時にインターネットに接続することはできません。これは、インターネットに接続するためには、それぞれの機器に固有のIPアドレスが必要ですが、プロバイダーは一般的に1契約につき1つのIPアドレスしか持たないため、モデムに接続できる機器は1つだけだからです。

ルーターとは、複数の機器を接続して操作するだけでなく、接続された機器のIPアドレスを外部に公開しないという効果もあります。そのため、自宅にあるパソコン1台だけをインターネットに接続すれば十分な場合でも、ルーターを設置することで、サイバー攻撃からパソコンを守ることができるのです。

 

2無線LANルーター選びのポイント

2.1使用環境に合わせて選ぶ

建物の種類によって、選ぶべき無線LANルーターの種類は異なります。一戸建て住宅、ファミリータイプのフラット、ワンルーム賃貸住宅など、求められる性能はさまざまです。そのため、無線LANルーターを選ぶ際には、製品の箱や説明文に記載されている使用環境を確認してください。一般的に、商品説明には「戸建て住宅用(2階建て)」「アパート用(2LDK)」「ワンルーム用」など、建物の形状や間取りが記載されます。

想定される利用シーンは、家の真ん中に無線LANルーターを設置することです。実際には、無線ルーターを部屋の隅に置き、パソコンは隣の部屋で使うなど、無線ルーターとデジタル機器の距離をもっと離すこともできます。また、無線LANルーターを設置した部屋と使用する部屋が別の階にある場合、信号の伝送性能が低いと接続が不安定になることがあります。安定した接続のためには、「1LDKのアパートに住んでいるが、2LDK以上のルーターを選ぶ」など、できれば少し性能の良いものを選ぶことをおすすめします。

 

2.2接続機器に合わせて選ぶ

その方法は、家庭内で同時に接続する可能性のあるデジタル機器の台数を見極めて、それに応じた選択をすることです。同時に接続できる最大機器数」は、商品説明や外箱に記載されていますので、ご自宅のデジタル機器の台数に合わせてお選びください。また、この場合、接続できる機器の台数が十分にある方が通信速度などが安定するので、性能的にある程度余裕のある製品を選ぶことをお勧めします。

 

2.3 通信速度で選ぶ

無線LANルーターの通信速度は、通信規格によって異なります。現在、最新の規格はWi-Fi6と呼ばれるIEEE802.11ax(11ax)であり、主流は1規格先のIEEE802.11ac(11ac)である。規格が新しいほど最大通信速度が速くなり、快適なインターネット接続が可能になります。また、通信速度の規格が高い無線ルーターは、室内の障害物や電波干渉に強いというメリットもあります。

 

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